manami jiten

manamiの独断と偏見によるいろんな言葉の解説。思いついた時に追加、こっそり書き直したりしています。なのであまり鵜呑みにせず、こっそりお読みくださいまし(汗)。




朝ドラ 学童保育 カミングアウト 結婚 里親 ジェンダー
シングル・マザー 人工授精 責任 セクシュアリティー 選択的シングルマザー
代理母 名前 認知 バイブル バレンタインデー 保育園
マイノリティ 





朝ドラ  アサドラ

「あすか」で燃え上がってしまったため(竹内結子ちゃんラヴ)、「私の青空」もいっしょうけんめい視聴(シングルマザーと息子の話)。果たしてシングルマザーは全国津々浦々、いなかのおじいちゃんおばあちゃんにまで浸透したのか。シングルママより弟の金髪のほうが物議をかもしたらしいが(・・・)。NHK効果のほどはいかに。でも、脚本家がなぁ・・・。ちなみにそれ以降は見る気力がありませんでした。やっぱ「あすか」がいちばんの名作だったなあ。

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学童保育  ガクドウホイク

わたしは保育園っ子から引き続き学童っ子。だったのに、途中で引っ越したため転校先では学童に入れてもらえず(祖母が近くにいたので預けられた)、今思えばあれがクラ〜い小学校時代への分岐点だった・・・。そりゃ〜毎日大勢の友達と放課後を過ごすほうが楽しいわさ。(誰々ちゃんの家に遊びに行く方式の遊び方にもどうもなじめなかったのよねえ。)ああ、世の「おかえりなさい神話」(爆)信者の母親にわたしの体験を説いてまわりたい。  【参考】保育園

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カミングアウト  カミングアウト

あるいは「カムアウト」。何かのマイノリティに加わったらそのことを人に言うにはいろいろテクニックが必要。やっぱり「相手の立場になって考えてみる」というのは大事だと思う。世の中にはたくさんのマイノリティがあって、その全てに詳しい人なんていないんだから。まずは相手が戸惑うことを許してあげたい。理解してもらう材料もいろいろ用意しないといけない。それ以前に、自分の中でそのマイノリティについて肯定できていないと人にわかってもらうなんて難しい。まずは自分に「カミングアウト」!

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結婚  ケッコン

世間の人が「ひとりで子どもを育てるなんて、大変ねええ〜」と思っている以上に、わたしは「結婚してるなんて、大変ねえええ〜」と思っているので、ちっともしたいと思わない。でも、結婚制度を否定するわけじゃない。人には向き不向きというものがあってわたしには向いていないと思うだけ。でも、男女のカップルだったら、一緒に住むだけで「内縁」なんていって夫婦に準ずる権利が結構認められちゃうんだから「結婚」もあんまり意味ないよなー、と思うんだけど。

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里親  サトオヤ

養子は戸籍に入って、自分の家の子として育てられる。里親(正しくは養育家庭)は、施設から子どもを「委託」されて、必要な期間だけ育てる(戸籍上は他人)。わたしはあえて養育家庭をやりたいと思っている。純粋に「子どもを育てたい」とだけ思っているから。出産も体験したし、もはや血縁にも戸籍にもこだわりがまったくないんである。ま、これも価値観は人それぞれでしょうが。どっちにしても今の制度では養子は結婚してる夫婦しかとれないし、養育家庭も大人が二人以上いないとだめなのだ。変わっていくとは思うけどね。

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ジェンダー  ジェンダー

男らしさ/女らしさというやつ。わたしの育児における最重要項目は「ジェンダーフリー」なのである。名前からしてそうだし。洋服にしても、青いのも赤いのもこだわりなく。まあ徹底してやらなくてもいいと思うけど、男の子が「かんごふさんになる」とか女の子が「だいくさんになる」とか言い出しても親が「おかしいわよ」なんて諭すことだけはないようにしたいものだ・・・。(あ、今は「かんごしさん」ね。←そういうことにも敏感でありたい)  【参考】名前バレンタインデー

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シングル・マザー  シングルマザー

最近は、シングルマザー=「シングル」で「マザー」な人の総称になっている。未婚の母も、離婚した人も、死別した人も、子どもの父親と行き来がある人も、まったくない人も、籍を入れないだけで一緒に住んでる人(事実婚)も、みんな「シングル」で「マザー」。シングルマザーってものすごい大ざっぱなくくりなんだから、「シングルマザーとはこういう人だ」なんて決められるもんじゃないのだ。

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人工授精  ジンコウジュセイ

わたしが子どもを産みたいと思うようになったのは、一時期ばりばりレズビアン・ライフを送っていた頃。当時は、「もう男とセックスするなんて、どんな目的においても無理!」と思っていたので、「人工授精って日本じゃ無理かな〜、じゃあ海外に行かなきゃだめなのかな〜、てことはお金がかかるのかな〜」などと悩んでおりました。アメリカでは精子バンクで子どもをつくるシングルマザーやレズビアンのカップルもたくさんいるんだよね。子どもを産んで育てたい、その気持ちさえしっかりあれば「父=ドナー」でも何の問題もないと思うのだが。日本でそんな日が来るのはいつ?  【参考】代理母

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責任  セキニン

わたしは「結婚なんてしたくない。シングルマザーになりたい。」と思っていたので、相手が「俺が責任を取る。ちゃんと結婚しよう!」なんて言う人だと面倒だったわけで。(^_^; そういうこと言わなさそうな人だったから子どもができたことを伝えたけど、そうじゃなかったらわたしの方からトンズラしていたわね、きっと。

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セクシュアリティー  セクシュアリティー

セクシュアリティーとは、流動的なものである。少なくとも、私においては。同性が恋愛の対象になるとは夢にも思わなかった10代、その可能性に気づいて自分はレズビアンであると認識した20代前半、そして惹かれる気持ちは相手の性別に寄らないことを発見し、一番オールラウンドな「バイセクシュアル」という表現に落ち着いてついに30代に突入。ひー。いや歳の話でなくて。「まさか自分が」ということは、あるのです、誰にでも。世の中全員バイセクシュアルだったらジェンダーなんて吹き飛ぶだろうなと想像してはほくそえむ今日この頃の私。

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選択的シングルマザー  センタクテキシングルマザー

シングルマザー・バイ・チョイス、略してSMC(ほんと)。結果としてシングルマザー、でもなく、残念ながらシングルマザー、でもなく、わたしはシングルマザーになりたかった。「できちゃった」じゃなくて「つくった」のです、簡単に言うと。こういう人を、シングル・マザーズ・バイ・チョイスといいます。最近じわじわとこういう人も増殖中(笑)。ただ、まだまだ日本では方法が限られている。  【参考】人工授精

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代理母  ダイリボ

いわゆる代理出産。わたしは反対。なんつったって反対。「子どもを持つ権利」はあっても「人の子宮、身体のみならず全生活を10ヶ月間奪う権利」なんてあるもんかい(ここが精子・卵子の提供と決定的に違う)。妊娠期間中、重いつわりや妊娠中毒症とかで10ヶ月間まったく通常の生活が送れないことだってある。そういう負担をしてもらうのは親族ならよいというものでもお金を払えばよいというものでもないと思う。子ども欲しい人が相談に行けるところが病院以外にないとだめよね〜(病院は産ませてなんぼだし)。そもそも結婚してないと相談に行くところもないわけだが。(^_^;  【参考】里親

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名前  ナマエ

息子の名前は、「男でも女でもいい名前を」と妊娠前(!)から決めていました。だって男の子で女の子になりたい子だったらかわいそうじゃん、おっとこらしい名前だと。それに、親の願いよりも自分のなりたいようになってほしいのであんまり意味を限定しない名前にしたのです。息子よ、女の子になりたかったら、なってもいいのよ〜。

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認知  ニンチ

「結婚したくない」のと同じような発想で、わたしは認知も「何の意味があるのか??」と思っているクチです。男に都合のいい制度って気がするんだけど。わたしも最初は「子どもと何のつながりもないのもかわいそうだし、認知させてやるか」と思っていたのですが、やっぱりわたしが一人で育ててるのに自分もちゃっかり「父親」になろうなんてシャクだわ、ということでやめました。父親の存在を隠すつもりはまったくないけど、公的につながっている証なんてほしいと思わないんである。まあこれも人それぞれ。

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バイブル  バイブル

わたしのバイブルは、山田詠美の「ぼくは勉強ができない」。息子が「いい顔」に育つその日まで、読みつづけるわ〜。うちは母・妹までこれを読んでおり、だから理解があるのかもしれん。(^◇^;) あと、今となっては知る人ぞ知る数年前の連ドラ「シングルス」。天海祐希がシングルマザーをやった、あれです。わたしはいまだに最終回をビデオに保存しています(爆)。なにげにバイブルの多いわたしである。

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バレンタインデー  バレンタインデー

わたしは当たり前のような行事にも非常にウルサイです。五月人形が「強くたくましく戦に勝て!」ふうで雛人形が「いつかは誰かと雛壇へ〜」的なのも受け入れがたいですが、何より要チェックなのはバレンタインデー。「女の子男の子チョコレートをあげる日」(気絶)。ああこうやってジェンダーと異性愛を刷り込まれていくのね子どもたち、と思いながら逆に逆にと刷り込むわたしです(それでやっとちょうどいいってなもんよ)。というわけで、我が家のバレンタインは本来の「好きな人に好きだという気持ちを伝える日」です。そう思いながらバレンタインデーの朝テレビを見ていたら「くまのプーさん」ではみんながカードやはちみつやケーキをプレゼントしあっていた。うーんこれよこれ。(初めてディズニーをいいと思った瞬間であった(爆)。)  【参考】ジェンダー

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保育園  ホイクエン

わたし自身が保育園っ子だったので、「保育園に入れるなんてカワイソウ」という思想があるのを知ったのはつい最近のことである・・・。保育園に行けばお友達と毎日たっぷり遊べるし、大きい子にかまってもらえるし、大きい子は小さい子の扱いにも慣れるし(笑)、なにより親がラク。だって1日子どもの相手するほうがタイヘンだもん。例の「神話」だけど、「3才までは大事な時期」なのに母親とばっかりいるほうがカワイソウな気がするのだが・・・。  【参考】学童保育

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マイノリティ  マイノリティ

「少数派」。世の中にはいろんな種類のマイノリティがあって、人間だれしもどっかのマイノリティに入ってるはず、というのがわたしの持論。何かの拍子でマイノリティになったら、最初は権利や差別問題をとことん考えて、運動にも参加しちゃったりするといい。ひとつ何かのマイノリティをやっとくと、構造がわかって次からは客観的に見られるようになると思う。もうひとつの持論は「世間=自分」。そのマイノリティに対する偏見が自分の中にあったらなかなか自己肯定できないんである。まずは自分の説得から。(反対語は「マジョリティ」。)  【参考】カミングアウト

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夢  ユメ

レズビアン・ライフを送っていた頃のわたしの夢。パートナーとなる人(♀)を見つけ、二人でひとりづつ、同時に子どもを産んで、双子のように育てる。しかもどっちがどっちの子、ってわからないようにする(どうやって??)。私にもそんな純粋な時期があったのか(爆)。今は「パートナーを持つよりもシングルのほうが向いている」とはっきり気づいちゃったんだもんね。

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